暮らし/日常-59 自治会の役員になりたい
変人の暮らしと、少々毒のある雑観です.「オレガ」夫婦の奇行を、ある助言により記録しています.不快に感じられた方には、お詫びします.□□□□□5月下旬、静かな夕暮れ時、パソコンの前で考え込んでいる時、外で男性二人の相談する声が聞こえてきました。最初はヒソヒソ声でしたが、次第に大声になってきたのです。
二人とも聞き覚えのある声です。隣家の「Nm」が、「オレガ」に何かを懇願している様子でした。
「Nm」は、揉み手をしながら「オレガ」親分の後をついて行く忠実な子分ですから、私への嫌味な態度も親分そっくりです。何かの宗教の熱心な信者ですが、男らしくない卑屈な生き方です。
彼らの立ち話は、夕暮れの静かな道端ですから、よく聞こえます。「Nm」...半泣き調の甘えた声で「自治会の班長はイヤですぅ~」。「オレガ」...「そうかそうか...ヨシヨシ。オレに考えがあるからな。アンケートをな...」
AY自治会には490世帯が 参加しています. 最近は、転入してきても 入会しない世帯が多く、 空家も増えました.
□□□□□ここまで聞こえてくれば、後の話の内容は、もう見当がつきますし、聞いてて気持ちの良いものではありません。窓を閉めて、パソコンの続きに集中しました。
「オレガ」は、自治会の役員になりたくて仕方がないのです。班長役は順番に廻ってきますが、「オレガ」は会長や副会長の経験はまだないのです。
「アイツ(私のこと)は副会長をやったことがあるのに、オレにはまだ廻ってこない、...悔しい」と何度か…