変人の暮らしと、少々毒のある雑観です.
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11月22日は女房の誕生日(♏︎)、私は5月22日(♊︎)です。
お互いに、ケーキや食事など、プレゼントし合っています。
今年はコロナ禍の最中ですから、お互いにプレゼントは中止です。
しかし、女房の誕生日の1週間ほど前、女房の妹からの電話があり、
彼女が言うに「やっぱりね...姉はプレゼントは欲しいのよ、そういう
のが、歳とってもね...女心ってものよ」
また一つ、女房の妹から教わりました。
そこで、以前から女房に買ってあげたいと思っていたものがあるので、
それを誕生日に贈ることにしました。
「電動アシスト自転車」です。
(註1)
ネットで注文はできますが、
最近は「配送サービス」が
なくなったようです.
「店舗受け取り」だけです.
私は配送して欲しかったの
で、ラッキーでした.
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誕生日の朝、電動自転車のことを言わずに「プレゼントがあるので、
一緒に店に行こう」と女房を誘いました。
しかし女房は「私はプレゼントしていないので、貰う訳にはいかない」
すげなく断られました。
「想定通りだね、ならば...」と、私は一計を案じました。
「I-バイク」にB社の「電動アシスト自転車」をネット注文しました。
もう少し安価なP社の自転車もありましたが、頑丈そうなものを選び
ました。
それは、後日、女房から「より重い!!」と不評の原因になりました。
他の店舗にも同じ自転車は販売されているのですが、配送サービスが
あるのは、さいたま市近辺では「I-バイク」だけだったのです。
右は、女房が使っていた古い
自転車です.
私の自転車はかなりボロです
から、女房のお古は私が貰い
ました.
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誕生日の1週間後、「電動アシスト自転車」が宅配されてきました。
包装を解き、サドルの高さをセットし直し、女房に「遅くなったけど...
誕生日おめでとう、この自転車使ってね」と、贈りました。
女房は、少しウルッとした眼をして「電動アシストはね、急発進する
から危ないんだよね...まったく...こんな高価な...」
文句タラタラ言いながら、しかし軽快に乗り回していました。
彼女が「ありがとう」と応えてくれたのは、3日後でした。
素直でないのは相変わらずです...「会津の女」はガンコ者です。
「電動アシスト自転車」は
三段モード・三段変速ギア
も装備していて便利です.
ただし、重いのが欠点です.
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私も女房も、自動車の免許は自主返納しているので、近隣への移動は
自転車を利用しています。
彼女は、腰痛を我慢して、パートに、買い物に、自転車で行きます。
その後ろ姿を見て、「電動アシスト自転車」を使えば多少は楽になる
かも知れないと思って、購入の機会を伺っていたのです。
たしかに、乗っている間は、腰痛の辛さは軽減しているようでした。
しかし、新しい自転車に乗り始めて2週間後に、彼女は「腰部脊柱管
狭窄症」と診断されました。
そして1月中旬、さいたま新都心の日赤病院で手術を受けました。
誕生日を待たずに、もう少し早くに「電動アシスト自転車」を買って
あげればよかったと後悔しました。
210121
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以下のサイトの画像を加工しています.
(註1)「イオンバイクモール」
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