暮らし/日常-60 誕生日の自転車

変人の暮らしと、少々毒のある雑観です.□□□□□11月22日は女房の誕生日(♏︎)、私は5月22日(♊︎)です。お互いに、ケーキや食事など、プレゼントし合っています。今年はコロナ禍の最中ですから、お互いにプレゼントは中止です。 しかし、女房の誕生日の1週間ほど前、女房の妹からの電話があり、彼女が言うに「やっぱりね...姉はプレゼントは欲しいのよ、そういうのが、歳とってもね...女心ってものよ」 また一つ、女房の妹から教わりました。そこで、以前から女房に買ってあげたいと思っていたものがあるので、それを誕生日に贈ることにしました。「電動アシスト自転車」です。 (註1) ネットで注文はできますが、 最近は「配送サービス」が なくなったようです.「店舗受け取り」だけです. 私は配送して欲しかったの で、ラッキーでした. □□□□□誕生日の朝、電動自転車のことを言わずに「プレゼントがあるので、一緒に店に行こう」と女房を誘いました。しかし女房は「私はプレゼントしていないので、貰う訳にはいかない」すげなく断られました。 「想定通りだね、ならば...」と、私は一計を案じました。「I-バイク」にB社の「電動アシスト自転車」をネット注文しました。 もう少し安価なP社の自転車もありましたが、頑丈そうなものを選びました。それは、後日、女房から「より重い!!」と不評の原因になりました。 他の店舗にも同じ自転車は販売されているのですが、配送サービスがあるのは、さいたま市近辺では「I-バイク」だけだったのです…

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雑観/世相-44 躍る吹奏楽

変人の暮らしと、少々毒のある雑観です.□□□□□20年11月初旬、夜11時15分の「Eテレ/NHK」、高校生の吹奏楽のステージを放映してしました。たった5分間でしたが、聴き応えも、見応え(?)もありました。 メンバー全員が、演奏しながら、派手な振り付けを見せていたのです。正確に言えば、楽器を振り回す派手なパフォーマンスを見せながら、演奏していたのでした。それは「躍る吹奏楽」でした。 主催者も学校も生徒も、その演奏スタイルでも、上質な音を発生し、他の楽器とのアンサンブルがうまくできると思っているようでした。 (註1) どうしてこのような 無理な姿勢で演奏するの でしょうか...。 変人爺いには、不安定に 見えて、カッコイイとは 思えません. □□□□□私は、そのステージの、器楽演奏よりも、視覚的な興味の引き立てを優先した姿勢には、好感は持てませんでした。 私も中学生の頃はブラスバンド部でクラリネットを吹いていたので、無理な演奏スタイルでは、その楽器本来の音響は絶対に発生できないことは知っています。 隊列をなして動きながら、道路を行進しながら行進曲を演奏することすら、私は非常に難しかったです。歩くたびに、マウスピースを咥える圧力が微妙に変化するので、音が不安定になるのです。 ですから、よく訓練されたパフォーマンスと、迫力ある演奏が見事に調和した、プロのマーチングバンドに憧れました。 (註2)「本質」よりも「皮相的な 変形」を尊ぶ風潮が、高校生に 定着しなければいいのですが... そんな…

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暮らし/日常-59 自治会の役員になりたい

変人の暮らしと、少々毒のある雑観です.「オレガ」夫婦の奇行を、ある助言により記録しています.不快に感じられた方には、お詫びします.□□□□□5月下旬、静かな夕暮れ時、パソコンの前で考え込んでいる時、外で男性二人の相談する声が聞こえてきました。最初はヒソヒソ声でしたが、次第に大声になってきたのです。 二人とも聞き覚えのある声です。隣家の「Nm」が、「オレガ」に何かを懇願している様子でした。 「Nm」は、揉み手をしながら「オレガ」親分の後をついて行く忠実な子分ですから、私への嫌味な態度も親分そっくりです。何かの宗教の熱心な信者ですが、男らしくない卑屈な生き方です。 彼らの立ち話は、夕暮れの静かな道端ですから、よく聞こえます。「Nm」...半泣き調の甘えた声で「自治会の班長はイヤですぅ~」。「オレガ」...「そうかそうか...ヨシヨシ。オレに考えがあるからな。アンケートをな...」  AY自治会には490世帯が 参加しています. 最近は、転入してきても 入会しない世帯が多く、 空家も増えました. □□□□□ここまで聞こえてくれば、後の話の内容は、もう見当がつきますし、聞いてて気持ちの良いものではありません。窓を閉めて、パソコンの続きに集中しました。 「オレガ」は、自治会の役員になりたくて仕方がないのです。班長役は順番に廻ってきますが、「オレガ」は会長や副会長の経験はまだないのです。 「アイツ(私のこと)は副会長をやったことがあるのに、オレにはまだ廻ってこない、...悔しい」と何度か…

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雑観/美術-19 受胎告知の天使は女性...?

変人の暮らしと、少々毒のある雑観です.□□□□□12月を過ぎると、私は年賀状の図案を探すためにに、ネットで世界の美術館を巡ります。自分なりのテーマに合う絵画や建築の図案をデフォルメして、版画を彫るのです。それは、私だけの密かな楽しみです。 その絵画・建築探しの作業が楽しいので時間が掛かり、毎年、版画が一応完成するのは年明けになります。ちなみに、今回のテーマは「月日は百代の過客にして、行き交う人もまた旅人なり」(奥の細道/芭蕉)です。 絵画を探すと、「受胎告知」を多く見かけます。ところで、どんな「受胎告知」の絵を見ても大天使「ガブリエル」が女性に見えるのが、いつも不思議でした。画家は、顔立ちや服装を女性のように描いているのです。 (左)(註01)「受胎告知の天使」/ヤン・ファン・エイク/1432年頃(右)(註02)「受胎告知」/フラ・アンジェリコ/1443年 □□□□□しかし、キリスト教でもユダヤ教でも、「ガブリエル」が女性であるとは認めていません。「優美な青年」だと説明しています。だとすれば、美男子が女装しているのだろうか…と、不謹慎な疑問が生じてきます。 公式には、「ガブリエル」は女性ではありません。しかし、絵画表現に共通する特徴を考えると、「ブリエル」は女性としてみる方が合理的である、と説明した解説もあります。 ・昔は、女性の室内に入って会話できるのは、女性だけだった.・ガブリエルは、女性そのものを表す百合を持っていることが多い.…

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暮らし/日常-58 アイツは掃除しないよ

変人の暮らしと、少々毒のある雑観です.「オレガ」夫婦(註)のイヤガラセを、ある助言により記録しています.不快に感じられた方には、お詫びします.□□□□□晩春、私は拙宅の道路際の庭でアサガオの種を蒔いていました。時期が遅いですから慌てて蒔いていました。 フと手を休めた時、拙宅の庭から7m先の「ゴミステーション」前で雑談するオバさんたちの声が聞こえてきました。 姿は見えませんが、よくデマを流して私を誹謗中傷する「オレガ」婦とHd婦とOz婦の「嘘つきババ」三人組の声です。  私は庭にいたので三人組の 様子は見ていませんが、 この1年前の写真のような 光景だったと思います。 □□□□□私を中傷する原因は、私が「オレガ」を社会的ルールを守るよう注意したことへの逆恨みです。資源ゴミの持ち去り(=窃盗罪)、空家や留守時の他家の庭に自由に侵入すること(=不法侵入罪)などなど...の忠言です。 この地域では、過去に、私と同じように逆恨みされ、仕返しにデマを流され誹謗中傷された人も数人いたそうです。その人が言うには「詫びを入れて子分にならなければ、イヤガラセはいつまでも続くよ」でした。 そして「この地域の人は、矛先を向けられると面倒なので、傍観者でいることを選んでいる」ということでした。 私は、子分になったり知らんフリすることが嫌なので、イヤガラセやデマ流しを受けつつ、静かに闘う方向を選んでいるのです。  私が掃除・整頓したゴミ ステーションです. ネットは下ろし易いし、 ゴミの種別ご…

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雑観/世相-43 「La vie en rose」

変人の暮らしと、少々毒のある雑観です.□□□□□女房と中二のオマセの孫娘が、シャンソンの話をしていました。エディット・ピアフの唄う「バラ色の人生」が話題になり、「人生がバラ色に見えるってこと...素敵ね...」で盛り上がっていました。 私も、別の意味ですが、その曲は好きです。ピアフの唄を聴くと、気分がバラ色になるどころか、私は逆です。男と女が愛し合う深層に、深い隔たりと哀愁を感じます。  (註1) ピアフの写真には、刹那的な 華やかさと、切ない孤独感が 同時存在しているような気が します. □□□□□「La vie en rose」は、エディット・ピアフ(Édith Piaf/1915-1963)が、1946年の「パリ開放」直後に発表した唄です。ピアフ(Piaf)は「小さな雀」という意味の愛称、本名は、エディット・ジョヴァンナ・ガション(Édith Giovanna Gassion)です。 「La vie en rose」は彼女の作詞作曲ですが、登録手続き不備のため、作曲者にルイ・グリェーミュ(ルイギ)の名を借りています。 当初は、作曲をマルグリッド・モノー(「愛の讃歌」の作曲者)に依頼しましたが、歌詞が「くだらない」という理由で拒否されています。 どうして、ピアフの歌詞が「くだらない」のか...。実は、歌詞は、ピアフとイヴ・モンタン(Yves Montand/1921-1991)との愛欲生活の赤裸々な状況を説明する内容なのです。これがモノーが不評とする理由であ…

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暮らし/健康-15 食事は豆腐とビールだけ

変人の暮らしと、少々毒のある雑観です.□□□□□7月初旬、コロナウィルス感染に関する経済対策としての「特別定額給付金」を頂いた頃、急に歯が痛み出しました。痛む所は二、三箇所ですから、食事が満足にできません。 朝食は、コーヒー。昼食は、コーヒーと、これにタップリ浸したパン。...パンは、噛まずに、しゃぶるようにして飲み込みます。 夕食は、豆腐とビール。...豆腐も噛まずに、口の中で崩して飲み込みます。 毎日だと飽きるので、薬味を変えたりして、工夫しました。 そうした食事でも、時々痛くて飛び上がることがあります。しかし、歯科医院に行くよりマシだと思って、我慢していました。  (註1) 私も朝晩は歯磨きしているの ですが...いつの間にか虫歯が 進行しています. 「豆腐とビール」の食事が一月ほど続いたある朝、ついに歯の痛みを我慢できなくなって、予約なしで歯科医院に飛び込みました。 医師の「こりゃあ痛かったでしょう...よくここまで我慢しましたね」は「褒め言葉」として受け取りました。しかし、「で...食事は...?」の質問に「豆腐とビールです」の返答に、隣にいた技工士の女性が「フ...」と低く笑うのが気に障りました。 レントゲンを2枚撮って、歯科医二人がモニターを見ながら、何やら相談していました。「こりゃダメだね」「そうですね、どうにもならんでしょう」などと不穏な言葉が時々聞こえてきます。  「自費治療」の見積書を作成して 説明してくれる歯科医院は、良心 的だと思います…

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雑観/世相-42 演奏家の顔芸

変人の暮らしと、少々毒のある雑観です.□□□□□TVやネットのYoutubeで音楽の演奏に聴き入っている時は、私はその曲に合わせて、様々な情景を自由に思い浮かべています。故郷の景色や、懐かしい思い出、抽象的な映像など、様々なシーンと音楽の共演を、私なりに楽しんでいます。 しかし、途中で興醒めする時があります。演奏者、特にソリストに多いのですが、気の毒なほどに切なく悲しい表情を(演技で?)見せながら演奏する時です。  (註1) 終始この表情で演奏されると、 視聴に耐えられなくなります. 失礼な物言いして、彼女にも ファンの方にも申し訳ないの ですが、よく練習されてきた「顔芸」だと思います. □□□□□「そんなに辛くて悲しいのなら、無理して演奏しなくてもいいよ」と思って、曲を聴く余裕がなくなってしまうのです。 ピアニストの切ない表情は、ファンにとっては堪らない「芸風」かも知れませんが、私には余計な「見せ方」なのです。却って雑念が湧いてきて、聴きたい気持ちが失せてしまいます。 この「顔芸」を見て、「このピアニストは"痔"を患っていて辛いのかな...」と揶揄気味に思うこともあります。 終始無表情だったり、ヘラヘラして演奏されるよりマシなのですが、痛々しい表情を見せられると、私まで辛くなって、自由にイメージを楽しむことができなくなるのです。  (註2) 歓喜の曲想の場合は、どの ような満面笑顔になるのか、 想像してしまって、演奏を 聴く余裕が無くなります. □□□□□演奏者を見ながら…

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暮らし/日常-57 安物靴の底が剥がれて

変人の暮らしと、少々毒のある雑観です.□□□□□秋が深まり涼しくなってくると、暑かった夏の日々が何故か懐かしく思い出されます。 今年の夏は、特に暑かったせいか、あるいは、私が歳のせいなのか、注意力散漫による恥ずかしい思い出を、街中に残してきました。 8月中旬、気温39℃の猛暑日でした。大宮駅近くの歯科医院からの帰り、バス発着所に向かって、駅西口のペデストリアン・デッキを、ボンヤリした意識で歩いていました。 抜歯の麻酔がまだ少し効いており、抜歯の恐怖感もまだ残っていて、さらに炎天が、薄くなった頭頂部に容赦なく灼熱を浴びせました。気のせいか、歩くたびに景色が左右に少し揺れて見えてきます。「これはヤバイ...気を引き締めて歩かねば...」と深呼吸しました。  (註) JR.大宮駅西口のペデ ストリアン・デッキです. デッキ上は日陰がないので 夏は非常に暑いです. そして「大宮そごう」デパートの近くまで来た時、ハッとして処方箋薬局に寄るべきことを思い出しました。抜歯後の抗生剤と鎮痛剤を購入する必要があったのです。 「私の頭はまだハッキリしている」と、薬のことを思い出した自分を誇らしく思いつつ、薬局まで戻ることにしました。そして、ゆっくり振り返ると、5mほど先方に何やら見慣れたような「足跡」が、歩道の上に残っているのが見えました。 妙に「足跡」に引き寄せられる気がしたので、近づいて見ると、何と私の剥がれた靴底でした。靴の底が、暑さのせいで剥がれたのです。 先ほどの歩くたびに景色が…

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雑観/世相-41 切なく苦しい空気の漂う丘

変人の暮らしと、少々毒のある雑観です.□□□□□拙宅から東の方向に140mほど歩くと、住宅街の中に、細長く小高い丘があります。 これは「琵琶島古墳」だと言われています。墳形は方墳だそうですが、規模は不明です。須恵器が出土するそうですから、古墳時代の遺跡かと思われます。 この丘=古墳の頂部に、稲荷神社があります。高さ2mくらいの小祠が、ポツンと建っています。  (註1) 散歩コースから5m寄り道 すれば、稲荷の小祠のある「琵琶島古墳」の入口です. この「古墳/稲荷の小祠」は、私の朝の散歩コースの近くにあります。しかし、参拝してみようと思いつつ、いつも通り過ぎていました。 ある朝、気持ちよく散歩していると、妙に「古墳/稲荷の小祠」が気になってきたので、立ち寄ってみることにしました。しかし、入口の近くに来ると、気分が変に悪くなります。  (註2)「古墳」の入口の脇にある 道祖神の碑の前まで来たら もう胸苦しくて暗い気分に なります. そして、入口の前に立つと、急に切ない気持ちになり、苦しくなって妙に悲しく怖くなりました。脚がすくんでしまい、先に進むことができませんでした。 私は「古墳/稲荷の小祠」の神様に嫌われたのだと思いました。それで、境内に入ることを拒否されたのだと思ったのです。 (註3)「H神社」境内の入口です. 私が近付くと、妙に景色が 暗くなるので、私はここの 神様に嫌われているのか... 考えてしまいます. 私の散歩コースには、いくつかの大小の神社…

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暮らし/日常-56 小玉スイカのヒビ割れの音

変人の暮らしと、少々毒のある雑観です.□□□□□拙宅では、今夏も小玉スイカを栽培しました。ただし、地植えではなくて、ブロック塀の上のプランター栽培です。 今年は、メインの5株の他に、間引きして廃棄する予定だった貧弱な2株も、ついでに小さな植木鉢で栽培してみました。 土が少なくて貧弱ですから、大きな果実は期待していません。せいぜい径が10cm程度の小振りの小玉スイカです。収穫が目的ではなく、生育を見るのが楽しみだし、葉が日陰を作ってくれれば、それだけで嬉しいのです。 56-1a/b 昨年(2019)の拙宅の庭です.うっかり見過ごすと、庇の桁と雨樋に挟まれたまま育っていきます.□□□□□ 毎年のことですが、私が栽培が下手なために、ほとんどの実は割れてしまいます。スイカの実が割れる原因は、果実の成長の速さに、皮の成長が遅れてついて行けなくなって、亀裂を生じるからです。 果実の成長が皮よりも速くなる要因は、二つあるようです。1. 着果して後、水を過剰に与える、または実が雨に当たると、果実が 急激に育ちます。 そして、皮が果実の生長に遅れるようになり、裂果するのです。 これを防ぐために、乾燥気味に栽培します。つまり、土の表面部分が乾いた時に、水を与えるのです。 しかし、そうと分かっていても、「しっかり頑張りなさいよ」と念じつつ水をあげていたら、ついつい水をあげ過ぎてしまうのです。そのくせ「大丈夫か...裂果しないでくれよ...」と心配しています。 56-2a/b…

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雑観/美術-18 光と影の舞うステージ

変人の暮らしと、少々毒のある雑観です.□□□□□上野に行ったら、美術館に行かなくても、できるだけ立ち寄ることにしている「カフェ・レストラン」があります。国立西洋美術館の中にある「Café すいれん」です。美術館の観覧チケットがなくても入店できます。 店内の雰囲気、美味しい料理で、ファンの多い「Café」です。しかし私には、別の楽しみがあります。「中庭」を眺めるのが好きなのです。 (左/註01) 本館は国指定の重要文化財です.(右/註02) 美術館内では、ホールの円柱も芸術作品の彫像に見えて しまうのが不思議です.□□□□□ 美術館の本館は、ル・コルヴィジェの基本設計、坂倉準三・前川國男・吉阪隆正の監理により、1959年(昭和34)に竣工しました。大体「45m」四方の正方形平面の建物です。 新館は前川國男が設計し、本館との間に約「32mx25m」の長方形の「中庭」を囲むようにして増築されました(1979年[昭和54])。 新館の南側部分の「中庭」に面した部分は、2階がテラスです。ですから「Café」から見る「中庭」は空が少し開けて見えます。高い壁に囲まれた狭い空間によくある、圧迫感や閉塞感がないのです。 「中庭」は、低い植木の中に、ケヤキ、イチョウ、クスなど、大きな樹木が数本立ち、自然の緑の高低の対比がよく調和しています。そして、その自然の緑と、人工のタイルやコンクリートとも、様々な方向から見てバランスよく見えます。 (左) 常設展(…

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暮らし/日常-55 最近の中傷の試み

変人の暮らしと、少々毒のある雑観です.オレガ夫婦のイヤガラセを、ある助言により記録しています.不快に感じられた方には、お詫びします.今回はさらに冗長です.□□□□□また、私を中傷するデマの発信元と拡散隊の「嘘つきババ」3人組が集まって騒いでいました。拙宅の庭から5m離れた「家庭ゴミ集積場」が、いつもの舞台です。庭で花の手入れをしていると、3人組+αの嘲笑はよく聞こえます。 3人組の私への誹謗中傷は、大小様々、無数にあります。たとえば、私が雑草の世話をしたことも、中傷のテーマになります。 拙宅前の放水路のフェンス際に咲いた背の高いタチアオイが、強風を受けて倒れそうなので、私が紐でフェンスに固定したのです。拙宅前のタチアオイは何故か高く育つので、風でよく揺れるのです。 近隣の道端のタチアオイは、倒れそうになれば、いつも近くの誰かが私と同じように紐で固定していました。誰かは分かりませんが、そういう人も中にはいたのです。 散歩の人は、私が固定したタチアオイを見て笑顔で「いいね」と言い、スマホで写真を撮っていく人もいます。 3人組は、それういうのが気に食わないようです。「自分の家の前だけ、あんなことしてサ...近所の花は放ったらかしにしてんだよ、嫌味な奴だ、近所迷惑だよ...しかも、あれは雑草だよ」  雑草にも自分の命を育くむ 権利がある、と言う私は、 この地域では「汚い雑草を 擁護する異端者」です. 「オレガ」夫婦が、デマを流して私を誹謗中傷する理由は4点です。私を恨みに思い、拡…

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雑観/世相-40 今夜の呑み会は止めよう

変人の暮らしと、少々毒のある雑観です.□□□□□梅雨時は、拙宅の庭ではナメクジが発生します。今年は、なぜか、例年より多いように思います。隣の家では、特に厨房にも出没するのだそうです。 ナメクジも生きていますから、食事するのは当然ですが、庭の草花を食い荒らされるのは困ります。お洒落なんでしょうか...特に白い花が好きなようです。でも、何とかして他所に移動してもらいたいと思います。 女房は、ナメクジを見ると、すぐに塩を振りかけて退治します。一般的な対処法ですが、でも、それは後始末が大変です。 私は、割り箸で摘んで、家の前の放水路に放流します。私もナメクジは嫌いですから、半ば目を背けて箸で摘みます。放水路に投じた後は、やはり身震いしてしまいます。  花びらがナメクジに 食べられています. 白い花が好きなよう です. ある日の雨上がりの昼時、犬の散歩でよく通りかかる高齢女性から、「ナメクジはビールで誘き寄せ、水路に流しなさい」と教わりました。私も、ナメクジはビールが好きだと、どこかで聞いたことを思い出し他ので、トライすることにしました。 早速、その夜のビールを少し残してプラ・トレイに入れ、庭の片隅の植木鉢の間に置きました。夜の街の路地裏の、ウラ寂しいバーの雰囲気です。「今夜は呑み会だよ~」と誘いの言葉を念じて、朝を待ちました。 結果、翌朝、4,5匹のナメクジが酔い潰れて寝ていました。それを見ると、背筋がザワザワして、身体が硬くなります。4m先の放水路まで持っていくのが…

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暮らし/雑草-29 この家の雑草...汚ねえなぁ

変人の暮らしと、少々毒のある雑観です.□□□□□6月のある日の夕方、私が庭で草花を手入れしていたら、「Nm」が庭の前の道を通りすがりに「この家の雑草...汚ねえなぁ...まったくぅ」と吐き捨てるように言います。私が庭にいることを知っていて、聞こえるように怒鳴り気味の声です。  夕方の戸締り後の写真です. この塀際の雑草の状態を、 両隣の状態よりも「汚い」と 評判を立てています. 「Nm」は、共有私道を挟んだ隣人で、「オレガ」の子分です。タクシードライバーですが、最近はコロナ禍の影響により、ほとんど自宅待機の状態です。 「オレガ」の子分ですから、同様に「殺し農法」の姿勢です。ですから、私が庭花と雑草花を区別せず「生命の循環」を大切に思う「自然農法」の姿勢をいつも敵視しています。 「Nm」夫婦は何かの宗教の熱心な信者ですが、そのためか、自分の好み以外のモノの生命を非常に嫌います。たとえば、自宅の道端に雑草のナガミヒナゲシ(ポピーに似た)の花が咲いていると、その上から農薬をジョボジョボと掛けてしまいます。  拙宅の南隣の「Nm」宅です. 道端に雑草はありませんが、 土に生気がなく、腐っている ように感じます. ですから、その「Nm」が、拙宅の塀際に咲いた雑草のタチアオイやオシロイバナを「汚ねえなぁ」と吐き捨てるのは当然です。 私は、雑草でも花は綺麗だと思うし、整理する際も、できるだけ花を咲かせ終わるまで待ってから、根を残して刈り取っています。しかし、土壌の命を殺して…

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雑観/世相-39 「思い出」の高額査定

変人の暮らしと、少々毒のある雑観です.□□□□□ある日「不要になった古いカメラや時計、ネックレスや貴金属を高額買取します」という若い女性の電話が掛かってきました。 最近は特に、その手の電話が多いと思います。いつものように「ありませ~ん」と言って受話器を戻そうとした時、まさに「不要になったカメラ」の存在を突然に思い出しました。 その前日、探し物をしていて押入の奥を見た時、長年仕舞いっ放しの古いカメラとストロボが偶然に見つけたのです。  (註1) 私のホームページの ビルボードに使う写真は、 ほとんどがこのカメラで 撮影しています. カメラはフィルム使用の「CONTAX-RTS」で、標準・広角・望遠の各レンズは「カールツァイス」の「T*(ティースター)」レンズです。ストロボは、グリップタイプの「SUNPAK auto zoom」です。約40年前の、貧乏院生には身に余る高価な買い物でした。 購入した当時は、カメラは「Nikon F2」が有名でした。でも私は、ピント優先の「ニコン」のレンズよりも、何となく空間に深みのある「カールツァイス」の「T*」レンズが好きでした。 我儘な私によく付いてきてくれた、優秀な親友たちです。デジカメが全盛になっても、私は「コンタックス」を使っていました。しかし10年前に故障し、押入れに入れっ放しにしていたのでした。 そういう話しを電話の女性に話すと「そうでしょ、そうですよね~」と上手に相槌を打ち、私を気持ち良くしてくれます。そして「愛好者がいるの…

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暮らし/日常-54 自治会会員でない者はゴミを捨てるな

変人の暮らしと、少々毒のある雑観です.□□□□□この近隣にアパートが建ち、転入してきた世帯が十数軒あります。その大多数のお宅は、当地域の自治会に入会していません。私も自治会に何のメリットもないと思うので、それでいいと思います。 拙宅から10mの所に「家庭ゴミ集積場」が設置してあります。放水路のフェンスに、カラス対策の防鳥ネットを取り付けています。 「集積場」は自治会の会員宅が1週間交代の当番で掃除しています。自治会に入会していないお宅には、掃除当番は回ってきません。これに不満を抱く人は、意外と多いです。 特に、地域の親分を自認し「俺はミンナに感謝されとる」と公言する「オレガ」は、掃除当番の回らないお宅を「アパートの奴ら」と呼び毛嫌いしています。 ある朝、「オレガ」は、ゴミを出しにきたアパートに住む若い男性を呼び止めて説教していました。「ゴミの出し方が悪い...だいたい、アンタたちはね...」 険悪な雰囲気になりかけましたが、若い男性は仕事に出かける時間が迫っているらしく、「オレガ」を睨みながら離れていきました。しかし「オレガ」は説教した事を手柄だと思い、自慢していました。  防鳥ネットを見栄え良く 折り畳み重ねて揃えたり、 散乱したゴミを片付ける 奥さんは僅少です. 家庭ゴミの回収は自治体の行政サービスですから、「ゴミ集積場」は、自治会と関係なく、地域住民が共有して使用するものです。「集積場」の掃除は、自治会の地域活動の一環なのです。あるいは、市から補助金を貰って…

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雑観/TV番組-19 ニュース番組を見てストレス

変人の暮らしと、少々毒のある雑観です.□□□□□最近、TVチャンネルを性急に切り替える、私の悪い癖が復活しました。女房は「歳とって、前より気が短くなったのね...」と嘆息します。 確かにその傾向はない訳ではありませんが、それは私の唯一の取柄の「上から圧力への反抗心」の類なのです。ですから嫌味の女房には「ナンバイヨットネ、バカチンガ(テヤンデー、ベラボーメ)」と威勢よく、但し内心で密かに抵抗しています。 私は、ほとんどの番組はボンヤリと見て流していますが、ニュース・報道番組は、セッカチにチャンネルを切り替えることが多いのです。それには、私なりの理由があるのです。 (左/註1) 解説者とMCの位置は適度だと思います.(右/註2) MCがもう少し左に寄ってくれたら、地域名が見えるのに...□□□□□ 私は、マスコミの報道は、全てが「玉」ではなく、「玉石混交」だと思っています。同じニュースでも、MCの表情や言い回しによって、事件の意味が微妙に違ってきます...それはそれでいいのかも知れませんが...。 ですから、ある特定の番組の解説を、100%鵜呑みにしないのです。その報道を信用しないのではなくて、複数の解説を参考にしながら、自分なりに考えて消化したいのです。 できるだけ早く、複数の報道を比較したいので、チャンネルを気早に替えているのです。それが、女房には、落ち着きがなく素直でない性格に見えるのです。  (註3)「手差し」と別の箇所を 読んでいたのに...身体で …

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暮らし/雑草-28 枯死の直前に急ぎ咲く花

変人の暮らしと、少々毒のある雑観です.□□□□□今年の春も、拙宅の塀際にタチアオイの花が咲きそうです。昨年までは、放水路のフェンス改修工事前なので、フェンス際の土にタチアオイが咲いていました。 私は、背高く成長したタチアオイが強風で倒れないように、拙宅前の花だけを、フェンスに紐で固定したり添木をして支えていました。他家の前のフェンスのタチアオイを添木すると、「勝手に他人の家の前の花を触りやがって...」と「オレガ」夫婦が騒ぐからです。  添木をしたタチアオイを見て 道往く人や子供、役所の人は 微笑んでくれていました. カメラを向ける人もいました. タチアオイもここでは雑草の一つです。雑草を嫌う「オレガ」夫婦と子分たちは、「アイツは雑草を可愛がるバカだ」「自分の所有物にしてる」「自分チの前だけ添木するケチだ」などなど、道行く人に私の悪口をしつこく言い聞かせていました。 それでも満足せず、拙宅前の紐で固定したタチアオイを切り倒したり、茎を傷つけて急速に枯れていく様子を私に見せ付けていました。 花を咲かせ終わって種を作って役目を終えるまで待って、整理すればいいのに...と、タチアオイを可哀想に思っていました。私の価値観は、そうした近隣住民の感覚と乖離していきました。  隣家の奥さんは、雑草は汚い から触れないし、見るのさえ 嫌そうな人です. 塀際の雑草は、しばらく放置 して後、薬剤をふれかけます. 昨年は、そのタチアオイが種を飛ばしたのか、拙宅の塀際にも咲いて、…

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雑観/世相-38 除菌する拭き方

雑観/世相-38 除菌する拭き方*****変人の暮らしと、少々毒のある雑観です.□□□□□コロナウイルス感染に関する緊急事態宣言が解除される頃、ニュースでは、店内を除菌して客を待つ店舗の様子が様々に放映されました。 家具などを、布巾やペーパータオルで拭いて、消毒しているのです。期待と不安と諦めの混じった複雑な表情で、除菌していました。その様子を見ていると、休業中は、オーナーもスタッフも、先行きを案じて辛い思いをしていただろうことが、よく伝わります。 (左/註1)(右/註2) 美女が拭くと、キレイに除菌できたように見えます.□□□□□ しかし、テーブルを布巾で拭く様子を見ていると、どうしても疑問に思うことがあるのです。普通の拭き掃除のように、布巾をジグザクに動かし、同じ所を何度も往復して拭いていることが、疑問なのです。 せっかく布巾で拭いてウイルスを除去したのに、そのウイルスの付着したタオルで別の部分を拭けば、そこにウイルスが再付着する可能性があると思うのです。 さらに、その様子を伝えるマスコミが、そこに疑問を呈することなく、感傷的な雰囲気のみを強調していることが、私には奇妙に思えます。 (左右/註3)「除菌対策車」のステッカーが貼ってあっても「拭き方」が 適切なのか不適切なのかは分かりません.□□□□□ ジグザク拭き・往復拭きは、ウイルスが再付着する...これは私の考え違いかも知れないですから、ネットで調べました。 や…

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雑観/世相-37 マスク、履いてますか..?

変人の暮らしと、少々毒のある雑観です.□□□□□新型コロナウイルス感染予防の一環として、マスクの着用が推奨されています。そのマスクは、量的不足の時期が過ぎると、今度は、豊富なデザイン、多彩な付帯効能をアピールして購買を誘う時期になりました。 マスクと言えば、私は白い「ガーゼマスク」が思い浮かぶのですが、女房が言うには、それは一昔前にいた古い人間なのだそうです。 現在は、顔をスッポリ覆う「プリーツタイプ」「立体構造タイプ」のお洒落な使い捨てマスクが主流のようです。それにアロマの香りがして、保湿効果に優れ、紫外線対策にもなる、便利な機能が付いているのだそうです。 もはや「マスク」と言うより、「美容と快適のグッズ」です。それでも、本来の目的の「予防」機能を備えていますから、「ダテ・マスク」も結構なようです。特に「マスク依存症」の方は、抵抗なく、他人の疑念に「予防です」と応えることができます。 (左/註1)「マリーン・セル」のマスクです. シャツと同じ素材です.(右/註2)「ユリコノマスク」はSNSで話題になっているそうです.□□□□□ TV番組でも街中でも、「マスク」から鼻を出して、口元だけを覆っている人を時々見かけます。「鼻出しマスク」は、本来の目的からすれば、言うまでもなく適切な装着ではありません。 しかし、通常の装着を続けていると、暑くて蒸れて息苦しいのです。大きな「マスク」を顔面に被せて、自転車で走れば、私などは5分も保ちません。 それでも、感染…

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暮らし/雑草-27 私だけに咲いた...と自惚れて

変人の暮らしと、少々毒のある雑観です.□□□□□3月中旬に、放水路の向こう岸の、拙宅の私のデスクの真正面だけに「水仙」が咲いていたことは、以前にブログしました。私に向けて咲いてくれたと、私は感激していたのです。 小さな土を見つけて咲いています.□□□□□ 今度は4月下旬、放水路のこちらの岸のフェンス際に、私のデスクの正面とは少しズレますが、「ナガミヒナゲシ」が一輪咲いていました。また、天が私にくれたプレゼントなのか...と勝手に喜んでいました。 市の放水路フェンスの改修工事の際に、フェンス際の土の部分は全てコンクリートに置き換えられたので、この辺りには、もう雑草の花は咲かないだろうと諦めていたのでした。 でも、4月末の風の強い日、その赤い花びらは散ってしまいました。「天が私に見せてくれる花は、儚い...」と、数日は、ロマンチックにカッコよく、沈んだ気持ちで過ごしておりました。 以前の花は強風に吹き飛ばされましたが、また咲いていました.□□□□□ しかし、それから数日後、ほぼ同じ場所にまた「ナガミヒナゲシ」が一輪咲いていました。そして周辺にも、ポツリポツリと咲いていました。散歩の人は、これから増えていくだろう、と言っていました。 ネットで検索すると、「ナガミヒナゲシは繁殖力が強く、危険な雑草だから、駆除すべきである」という意見が多数ありました。 中には、「ナガミヒナゲシはポピーの一種、危険植物だと誤解されているし、繁茂するけど数…

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雑観/世相-36 雨上がりの迷子のコイ

変人の暮らしと、少々毒のある雑観です.□□□□□拙宅前付近の放水路には、夜中の大雨の翌日は、数十匹の大量の鯉が流れ込んでいることが、ほとんど毎年あります。 明け方からバシャバシャと大きな音がするので、朝早くからパジャマ姿の近隣人が集まり、放水路のフェンスに手を掛けて見ています。「オレガ」女房の子分の奥さんは「鯉こく...鯉こく...」と呟きながら見つめています。 「どこから来たん?...捕まえようか」など叫び合うパーティが解散して静かになった頃、私も見にいきました。 例年同様、グレイの大きな鯉がひしめき合っています。水路の水嵩は、鯉がなんとか泳げる程度にはあるようです。これから戻るともなく、何処かに行くともなく、集団でウロウロして行ったり来たりしています。 フェンス改修工事前の放水路に流れ込んできた鯉たちです.□□□□□ 私がこの地域に越してきて、初めてこの状況を見た時は驚きました。しかし、この鯉たちが苦しんでいるように見えて可哀想でした。元の場所に戻すにはどうすればいいのか、近所の人に相談しました。 しかし、「鯉こく...」と呟く人はいても、興味はあっても、鯉たちを助けようという話には無関心でした。 今年は、私は、区役所に電話し、善処策を相談しました。区役所なら、鯉の養殖所または池や堀の所在を知っていて、連絡先を教えるか、職員が回収に来てくれるだろう、と期待していたのです。 電話で対応したのは、声の綺麗な、若い(?)女性でした。私は、美声の彼女が「まぁ…

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暮らし/雑草-26 共有地を自分の庭の如くに...

5月の初旬、外出自粛のためか、この地域も疲労感が色濃くなって、ヒステリー気味の老人が目立ってきました。 昼の閑静なひと時、突然「オレガ」の喚く声が響き渡りました。「アイツは...ミンナの土地を自分の庭にしとる...ダメだアイツは...」アイツとは、いつものように、私のことです。 「オレガ」夫婦とは、資源ゴミの持ち去り・留守の他家の庭への侵入・老婦人への恫喝・自然環境破壊に繋がる行為、これらを私が異見を立てたことを恨んで、ウソ話をでっち上げて嫌がらせする人たちです。事あるごとに「オレガ...オレガ...オレはみんなに感謝されとる...」と言うので、私が「オレガ」と渾名しているのです。 すると「オレガ」女房が応えて叫びます。「あそこはミンナの土地だから、草も花も毟り取っていいんだよっ」 「また発作かね...」と思いつつ、窓から「オレガ」の舞台を見ると、子分の「Iwa」夫婦と「Ich」女房が親分の演説に聞き入っていました。 「オレガ」夫婦が「アイツ(=私)」を非難する内容は、拙宅の公道際の細長い共有私道に咲く雑草花を、私が自宅の庭花として栽培していて、これがケシカランというのです。  タチアオイと豆科の雑草が 幅の狭い共有私道の塀際に へばり付いていました. この近隣には、12軒で共有する5箇所に分散した私道があります。袋小路の奥に住む「オレガ」や「Iwa」は、最も広い幅4mの部分を車路としてほぼ独占的に利用しています。 拙宅の公道際のブロック塀際にも、幅45cmの狭くて細い…

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雑観/美術-17 モディリアーニ の「顔の長い女性」

変人の暮らしと、少々毒のある雑観です.□□□□□私は昔からモディリアーニの描く「顔の長い女性」が好きでした。裏側に抗いようのない「悲しみ」のような想いを自分なりに感じて、何となく惹かれていました。 その感覚は、日常の喧騒の中に忘れていましたが、ある時、フとした拍子に、名古屋市立美術館に「おさげ髪の少女」が常設展示してあることを思い出しました。 無性に見たくなって、新幹線で名古屋に行き美術館に向かいました。展示室に入ってすぐの左側の壁に、あの「おさげ髪の少女」の一枚がありました。  (註01)「おさげ髪の少女」 /Modigliani/1918 /名古屋市美術館 1985年に3億6千万円で落札 周囲に人がいないので、絵の前にずっと立っていました。見入っていると、この少女の「過去・現在・未来」が勝手に想像されてきて、何故かドーッと涙が溢れてきました。 誰もいないので恥ずかしくはありませんでしたが、他の絵は見ずに、早足で真っすぐ出口に向かいました。そして、そのまま美術館を出て、新幹線で帰りました。 (左/註02) モディリアーニ(32歳)とピカソ(35歳)/1916/パリ(右/註03) ジャンヌ・エビュテルヌ□□□□□ モディリアーニ(1884-1920)は、ユダヤ系イタリア人です。22歳の時にパリに移り住み、身体的理由により彫刻を諦めて、画家として活動します。32歳の時(死の3年前)は、画学生のジャンヌ・エビュテ…

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暮らし/雑草-25 水仙や 寒き辺りの ここだけに

変人の暮らしと、少々毒のある雑観です.□□□□□3月中旬、放水路の向う岸に、水仙がひっそり咲いていました。拙宅の私のデスクの真正面です。 水仙の花に気が付いて、外に出て辺りを見渡しましたが、水仙は他のどこにも咲いていません。例年は数カ所で花を咲かせますが、今年は拙宅の正面だけでした。 そして面白いことに、近所の誰も、女房も、その水仙の花に気付いていないようでした。水路の岸の雑草の中に咲いているので、気付きにくいのでしょうか...雑草だから、見る価値はないと無視しているのでしょうか... 私は、気分が落ち込んでいた時ですから、その密やかな、春の訪れの知らせに、気分は静かに明るくなりました。もしかしたら、天が私にくれた細やかなプレゼントなのかも...という気がして、天の粋な計らいに嬉しくなりました。 「水仙や 寒き都の ここかしこ」 与謝蕪村これをアレンジして... 「水仙や 寒き辺りの ここだけに」 25-1a/1b この花が、人に気付かれないとは不思議です.綺麗な場所ではないので、無意識のうちに、気付いていないフリをしているのかも知れません.□□□□□ 水仙の花言葉は「自己愛」「うぬぼれ」などと言われています。その由来は、ギリシャ神話のナルキッソスの物語にあります。有名な話ですので、ここで繰り返すまでもありませんが、要約を... 森の精霊のエコーは、美少年のナルキッソスに一目惚れし、恋に落ちましたが、モテモテのナルキッソスはエコーを相手にしません。エコーは痩…

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雑観/世相-35 他家のお墓を荷物置場に

変人の暮らしと、少々毒のある雑観です.□□□□□十数年前、私は、実家のあった佐賀県唐津市から埼玉の霊園にお墓を移転しました。事情があって、女房も兄弟も手伝ってくれないので、本当にシンドイ辛い思いをしました。 墓を移転した霊園は、自宅から自転車で20分程度の処にあります。それから10年間は、少なくとも月に2回、お墓参りしていました。その後は、弱った体力と相談して、年に4,5回ほど通っています。 霊園の近くにペット霊園があって、11年間一緒にいたネコの墓参りも同じ日に続けていました。 (左/註1) 東向きの墓石は高価です. しかし、この霊園の東方向は、 実は当霊園が凶だという北東(鬼門)です...どうなっているのか...(右/註2) お墓を持つ人が少なくなった社会ですから、この霊園も 空地が目立っています.□□□□□ 墓石は、軽く濡らしたタオルで拭き、花を買わない時は、霊園の中の花を摘んでたむけていました。管理人の女性が、霊園の隅に花畑を作っていて、自由に摘んで良いと言ってくれるので、花代が助かっていました。 たまに、墓石の汚れが妙に酷いことがありました。管理人さんに訊くと「鳥では...?」と応えますが、どうも鳥の仕業ではなさそうです。 あるお盆の時、お墓参りに行くと、私の墓石の上に大きな鞄や荷物が載せてありました。泥汚れが付いたまま、放り投げたように無造作に置いてあったので、さすがの女房も驚いていました。 先に来て墓石に水を掛けていた、斜め向かいの先客の荷物でし…

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暮らし/日常-53 市と業者に嫌われた地域

変人の暮らしと、少々毒のある雑観です.□□□□□2019年の8月下旬、拙宅前の道路脇の水路のフェンスが、1週間の改修工事により、新しくなりました。工事主体は「さいたま市建設局河川整備課」、施工業者は「Y興業」、工事期間は10日間の予定でした。 工事は、途中で「オレガ」が施工業者に苦情を入れたために1日中断しましたが、7日で終了しました。「オレガ」の苦情は理解不能だったようで、以降は市も業者も相手にしなくなりました。そして再開された工事は妙に慌ただしくなり、雑っぽくなりました。 53-1a/1b (左) 配布された工事予告.(右/註) 施工業者が交代したことに気づいた人はいませんでした.□□□□□ 「オレガ」とは、拙宅脇の小路の奥に住む「地域の親分」を自認する夫婦の、私と同世代の亭主です。私だけが子分にならないので、大小様々な陰湿なイヤガラセをしたり、嘘の噂をデッチあげて、子分どもに私への中傷を繰り返させます。 少し草毟りした程度のことでも「オレガ...オレガ...いい事をした」と誰かれなく夫婦で吹聴し「ありがとうございます」の言葉をおねだりするので、「オレガ」/「オレガ女房」と渾名しているのです。 53-2a/2b (左) その日の工事が終わる度に、住民は進捗状況を見て廻ります.(右) 昨年の前期工事の際のクレームです. 「オレガ」は業者の誰にも 相手にされないので、交通整理人に何かの苦情を叫んでいます.□□□□□ ともあれ、水路…

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雑観/世相-34 隈取は仄かな灯で

変人の暮らしと、少々毒のある雑観です.□□□□□昨年(2019年)の春頃だったかと思いますが...TVで、ニューヨークのマンハッタンで歌舞伎獅子が舞うCMが放映され出しました。十代目松本幸四郎が「毛振り」などの獅子の舞を見せる、三井不動産のCMです。 私の女房がパート勤務している医院の女性スタッフは、全員が歌舞伎ファンですから、休憩時はその話で盛り上がっていたそうです。女房も、獅子のCMが始まると「やっぱり染五郎(現在の松本幸四郎)は華があるわ~」とウットリして見ていました。 (左/註1) 獅子の首振りは「邪気を払う仕草」です.(右/註2) 市川團十郎(初代)の錦絵. 幼名は海老蔵です.□□□□□ ヤッカミではありませんが、私は、歌舞伎役者の「隈取」は、陽光や人工照明で見るべきではないように思っています。「隈取」とは、歌舞伎の荒事の役者が化粧する色模様をいいます。その「隈取」は、仄かな灯の下で観る化粧だと自論しているのです。 「隈取」は、初代市川團十郎(1660-1704)が、人形浄瑠璃の人形から着想して創作した化粧法だと言われています。 歌舞伎が「演劇」らしくなってきた元禄時代(17c後期)、薄暗い芝居小屋の中では、舞台に立つ役者の顔が見えないので、舞台先に多くのローソクを立てていました。 それでも後方の観客には見えにくいので、役者の表情が分かりやすいように、顔を目立たせるために白塗りにして、筋肉を強調した化粧を考案したのだそうです。 それが…

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暮らし/日常-52 初めての露天風呂

変人の暮らしと、少々毒のある雑観です.□□□□□私は露天風呂の経験がありません。そも、温泉も銭湯の経験もないのです。どうしても、人前で裸体になることができないのです。しかし、私は銭湯嫌いを克服しようとは思っていません。 1月中旬、福島県猪苗代町の女房の生家に用があって、女房が二人でいく予定を立てていました。 その頃は何となく憂鬱な気分だった女房は、気晴らしに温泉に入って美味しい食事をしたい...というわけです。彼女は、猪苗代への途中で温泉旅館に一泊する計画を立てました。 「びゅうプラザ大宮駅」で、露天風呂のあるホテルを予約しました。露天風呂は、私へのプレゼントのつもりなんでしょう。「一生に一度は浸かってみるのもいいよ」と言います。    (左/註) 団体客がいないと、寂れた温泉街のような雰囲気です.   (コロナウィルスが流行する以前の時期です)(右) 左側がエントランス、二階部分は結婚式場です.□□□□□ 予約したホテルは、磐梯熱海の「四季彩一力」です。大宮駅からだと、新幹線で郡山駅、磐越西線に乗り換えて磐梯熱海駅まで、1時間半ほどです。宿泊費と往復交通費、全部で「7万円弱/二人」でした。 「四季彩一力」は、私は少々鄙びた温泉旅館を想像していましたが、全く違っていて、観光地の大きなホテルの装いでした。大正7年の創業当時は木造旅館でしたが、ホテルに改装してからは、昭和天皇皇后が二度も宿泊した、というのが自慢のようです。 宿泊室数は49室だそうです。私たちの部屋は…

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